くじびき勇者さま １番札 誰が小娘よ！？ （ＨＪ文庫）

くじびき勇者さま 誰が小娘よ!? (HJ文庫)

王道の魔法ファンタジーなのだが、一風変わっている。
くじびきで運命を決め、それによって勇者とその従者が決まる。
変わってるの主人公が勇者ではなく、その従者であること。
1巻をまるまる使って勇者一向の旅立ちまでに割り振っている。
内容としては冷酷なテロリズムを扱っている割に、
主人公メイベル（女性）の乗りは軽いというかその周りがかなり軽い。
くじびきで運命を決める時点で軽いのだが．．．
ただ魔法と科学がそれなりに融合された世界で、
魔法にも科学的な説明を加えるところは、
薀蓄を語りたい作者の趣味なんだろうなぁ。
とりあえずの評価としては、次の巻を見てから。
それより気象精霊記の続きをなんとかして書いて欲しいなぁ。
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