W杯 決勝トーナメント イタリアVSオーストラリア

戦前の予想はイタリアの堅い守りVSオージーの高さの戦いかな。
退場者を出して自滅を警戒してか
イタリアは血の気の多いトッティーではなくデルピエロを先発起用。
前半イタリアはFWへのスルーパスで何度も好機を作り、
オーストラリアもゴール前へハイボールを上げて勝機を見出す。
ただどちらもディフェンスががんばって前半終了。
後半に入るとイタリアが一発レッドの退場者を出して、
防戦一方の展開に。
しかしイタリアの堅い守りは顕在でスコアレスは続く。
終盤、イタリアは最後の交代枠を使ってトッティーを投入。
一方のオージーは延長戦を意識してか交代は1人におさえる。
結局、この積極性の差が試合を決めてしまったようで、
ロスタイムで最後のイタリアの攻撃ともいっていいところで、
オージーは痛恨のPKを献上。
トッティーが冷静に決めて、試合終了。
あっけない幕切れとも言えるが、これがW杯常連の熟練の技なんだろう。
正直、イタリアの攻めは単調すぎて、イングランド同様で、
芸がないと思ったのが、このような形の方が、
熱くなって激しい試合するより勝ち上がりやすいのかもしれない。
スイスVSウクライナの戦いは結果を見ただけだが、
0-0のPKまで持ち込まれて、ウクライナの勝ち。