【書籍】アポロ13号奇跡の生還

ISBN:4105289012
→著:ヘンリー・クーパーJr.,訳:立花隆
ブックオフの100円商品。1994年刊行の本で日本がH2を打ち上げて、
日本の宇宙技術が世界レベルになったと誇りを持てたころ。
でもその20年以上前にアメリカは何度も月に人を送り込んでいた。
それは私が生を受けた1972年以前の話。
1969年〜1972年という短い間だったけれど。
アポロ13号は月着陸を目指した11号〜17号のうち唯一月着陸が出来なかった。
しかし、その失敗は、宇宙開発史上最も偉大な失敗と語り継がれる壮絶な物語。
トム・ハンクス主演映画の「アポロ13」はそのストーリーをなぞったもの。
最近、ブッシュが月に再び人を送り込む計画を発表した。
民間でも月旅行の計画は上がっている。
30年以上も昔、人類は月に足跡を残していた。
そしてようやく次の一歩が踏み出せるようになったのかもしれない。
機械には故障が付き物。シャトルの事故でもそれは示している。
けれど人の英知は予想外の出来事にも対応し、宇宙という孤立無援の地で
それが起きても生還させることが出来ることをアポロ13号は証明した。
それを再確認するともに、月旅行が実現する未来を待ちたい。